歯がグラグラ動く・歯茎から出血する

こんなお悩みはありませんか？

この様な症状が一つでもある方は歯周病になっている可能性があります。

歯周病とは歯と歯茎の境目である歯周ポケットに、プラークや歯石が溜まり　　その中にいる歯周病菌によって歯を支える骨が溶けてしまう病気です。

初期のうちは自覚症状がないため気づかないうちに進行してしまい、症状が出た頃にはかなり進行している場合が少なくありません。

歯周病には進行段階があり、その度合いにより治療法も変わってきます。

歯周病の進行段階

重度の歯周病になってしまった患者さんの場合

患者さんは５０代の女性の方です。
来院された時にはすでに歯がプラプラの状態で、歯並びも気になっているようで、あまりお口を開けて笑っていただけませんでした。

歯周病がかなり進行していたため、上の歯は残すことが出来ずに抜歯し総入れ歯になりました。
そして下の歯には左右合わせて５本のインプラントを入れました。

治療前　　　　　　　　　　　　　治療後

通常の入れ歯はなかなか自分の歯と同じようには噛めず、一般的に噛む能力は天然の歯の２０～３０％程度と言われています。

しかしこの患者さんは上の入れ歯の歯を剪断（せんだん）力に優れた金属の歯を使う事により、入れ歯では噛みにくいといわれる繊維質の物も問題なく食べられるとのことです。

今では定期健診のたびに素敵な笑顔をお見せしていただけるようになりました。

≪重度歯周病になる前に！≫

歯周病が進み歯を支える骨や組織が失われるほど抜歯せずに歯を残すことが難しくなってきます。

歯周病はサイレントキラー（静かなる殺し屋）とも呼ばれるほど、自覚症状が出にくい病気です。
症状が出てからでは遅いのです。

歯周病を予防するためには、ご自身で行う毎日のプラークコントロールと、歯科医院で定期的なメインテナンスを受ける事が必要不可欠になります。

どちらも欠かすことなく健康なお口を維持しましょう。

よしい歯科医院

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